急性と慢性

2013年10月10日

ケガをしているわけでもないのに常に体のどこかしらに痛みがある、そういうことはないでしょうか


急に痛くなり、短期間で収まる痛みは「急性の痛み」、1~3ヶ月以上長く続く痛みを「慢性の痛み」といいます。


急性の痛み」は、その原因となるケガや病気が治れば消えていくものですが、痛みが生じたときに適切な治療をせずに、そのまま放っておくと、痛みが別の痛みを引き起こし、「慢性の痛み」に変わってしまう場合もあります。


通常は、「痛み」が生じても、交感神経の反応はすぐにおさまり、血行が改善されて、痛みは鎮まります。しかし、痛みが長引くと、血行の悪い状態が続いて「痛みを起こす物質」が多く発生するようになります。この「痛みを起こす物質」は血管を収縮させるため、さらに血行を悪化させ、また「痛みを起こす物質」が発生する、という悪循環を引き起こしていきます。


また、痛みが慢性化すると、痛みを引き起こした原因がなくなっても痛みを取り去ることがなかなかできなくなります。さらに、痛みが続くことで痛みにばかり注意が向きがちになり、眠れなくなったり、不安や恐怖からうつ状態につながり、、ますます痛みにとらわれて症状が重くなるという悪循環に陥ることもあります。



痛みは慢性化する前に、適切な治療を行って早期に原因を取り除くことが大切です。痛みがストレスになる前に、カイロプラクティックを受けてはいかかでしょうか(^-^)/