睡眠障害

2013年09月17日

最近は日々忙しくて疲れ切っているのはずなのになかなか眠りにつけない、または眠りが浅いという方が多いような気がします。睡眠障害というやつかもしれません。



睡眠障害とは、睡眠に何らかの問題がある状態をいいます。眠れなくなることはよくみられますが、眠れないこと=不眠症ではありません。不眠の原因には、環境や生活習慣によるもの、精神的・身体的な病気からくるもの、薬によって引き起こされるものなど、様々です。


さらに、睡眠障害には不眠だけでなく、昼間眠くてしかたがないという状態や、睡眠中に起きてくる病的な運動や行動、睡眠のリズムが乱れて戻せない状態など、多くの病気が含まれます、また、睡眠の問題は1つの原因や病気だけでなく、いくつかの要因が重なって起こってくることも多くみられます。


日本では、一般成人のうち21%が不眠に悩んでおり、約15%が日中の眠気を自覚しているとの調査結果があります。成人の5人に1人、つまり1500万人~2000万人の人が不眠に悩んでいると推計されます。


睡眠障害になると日常生活において、身体面や精神面や行動面に様々な影響をおよぼします。慢性的な睡眠不足になると、集中力、判断力、記憶力が低下し、気分がうつ気味になり、不安感が強くなります。またミスや事故を起こしやすくなります。寝不足が続くと風邪を引きやすくなるのは、免疫機能が下がっているためです。細菌やウイルスに感染すると、これらを撃退するために免疫を活性化させる物質が白血球やリンパ球から分泌されます。こうした免疫物質が睡眠を促進するとともに、睡眠が免疫物質の分泌を促進することがわかっています。


睡眠障害の治療には、「睡眠薬を使わない治療」と「睡眠薬を使う治療」の2つがあります。まずは生活習慣を見直し、適正な睡眠リズムを保つようにします。そのためにも睡眠環境を整える、食事や嗜好品に注意を払う、適度な運動をするなどの生活指導は欠かせません。それでも症状が改善されない場合には、薬物療法や非薬物療法を行います。



睡眠に関してなにか思うところがある方は、一度睡眠に関連する生活習慣を見直してみてはどうでしょうか(^-^)/




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