新型うつ病

2013年08月29日

最近「新型うつ病」が社会問題になっていますが、これは典型的な症状でないうつ病で、医学的には「非定型うつ病」といいます。非定型うつ病は、うつ病であることに気づきにくいため、精神科の受診が遅くなり、回復までに時間がかかってしまう傾向があります。


典型的なうつ病はメランコリー型と呼ばれています。このメランコリーという語の由来はギリシャ時代までさかのぼります。当時のギリシャでは、すべての病気は体液のバランスの乱れに原因があるという体液説が信じられていて、うつ病の原因は黒い胆汁のためとされていましたメランコリーの語源は、この黒い(melan)胆汁(cholie)です。


メランコリー型のうつ病は以下のような症状が特徴的です。

・嬉しいことがあっても気分が晴れない

・食欲不振・体重減少

・早朝に目が覚める

・気分の落ち込みは朝が一番悪く、夕方になると少し楽になる

・自責の念が強い

などです。


非定型うつ病の場合は以下のような特徴があります。

・感情が反応的である(うれしいことがあると気分がよくなる)

・過食・体重増加

・仮眠(10時間以上または通常より2時間以上の睡眠)

・疲労感

・他人の批判に過敏で、気分の落ち込みの引き金となりやすい


典型的なうつ病と比べると、感情の反応性、食欲、睡眠が正反対です。この非定型うつ病は若い女性に多く、パニック障害などほかの心の病気を合併することが少なくありません。日常生活にける支障としては以下のようなものがあります。

・他人の批判を過剰に受け止めてしまい、親密な人間関係を築くのに困難である

・他人の批判を恐れるあまりに、人間関係に気を使いすぎてしまう

・朝起きれなくて、約束の時間に遅刻してしまう

・映画などの娯楽を楽しめることは楽しめるのだが、外出するエネルギーがない


非定型うつ病の治療は通常のうつ病と同様に抗うつ薬による薬物治療が中心です。非定型うつ病は症状が典型的ではないとはいうものの、全体のうつ病の中では少数派というわけではなく、全体の3割程度を占めるとも言われています。



少しでも辛いと思ったら、自分一人で頑張り過ぎずに周囲やクリニックに相談するようにしましょう(^-^)/


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