2013年08月21日

最近また日中の気温が35℃付近まで上がることが多くなり、汗をかく量が増えたような気がします。ということで今日は汗に関するお話です。

汗の成分は、その大部分が水でできています。水以外の成分では、塩化ナトリウムが約0,6%、その他ごく微量の尿素や塩素、カルシウム、マグネシウム、乳酸などのミネラルで構成されています。

皮膚には汗の出る「汗腺」があり、汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類あります。エクリン腺は、生まれたときから、ほぼ全身にあります。一方、アポクリン腺は思春期になると、ワキや外陰部などの特定の部位に発達します。通常”汗をかいた”と感じるときは、エクリン腺から出る汗のことを指しています。


汗をかく状況によって、汗の種類とその働きは、異なります。


・温熱性発汗

気温の上昇する時期や運動時、食事時など、体温の上昇を防ぐための、全身に分布しているエクリン腺から汗が分泌されることを「温熱性発汗」といいます。人は汗をかくことで、体温を調節しています。


・精神性発汗

会議やテストで緊張したり、ドキドキした時に汗が分泌されることを「精神性発汗」といいます。いわゆる”冷や汗”で手のひらや足裏、ワキの下、額などんい局所的にかく汗です。汗腺は交感神経に支配されているため、緊張により交感神経が刺激されて発汗します。

・味覚性発汗

辛い物をたべたときに、発汗神経が刺激を受けて汗が分泌されることを「味覚性発汗」といいます。額や鼻などに局所的にかく汗です。ん増の機能を助ける働きがあります。

お盆が過ぎて8月も後半に入りましたが、まだまだ暑い日が続きそうな感じです。引き続き熱中症対策を怠らないようにしましょう(^-^)/



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